『思いやり』の連動

ここで実習生のことを紹介させてください。

彼は、週末一人で散歩に出かけました。その途中、神社で掃除をしている方々を

見かけたそうです。

彼はまだまだ日本語でのコミュニケーションがなかなかとれないんです。

普通であれば自分からは話しかけません。が、彼は自ら声をかけ、ジェスチャーで

手伝いをすると申し出て、実際にお手伝いしてきたようです。

小さなことですが、私たちにとったら、彼は本当に素晴らしいことをしてくれました。

少なくともこの女性の方々は、きっととても喜んでくださったと思います。

彼は、学園でも他の国の実習生の世話を焼いてくれたり、手伝いをしてくれたり。

もちろん他の生徒も手伝いをしてくれるし、同じことをしてくれる実習生はたくさんいます。

彼を特別扱いしているわけではないのですが、嬉しい出来事だったので

ブログで紹介させてもらいました。

先日、最近入った中国の実習生に　「違う国のお友達はできましたか？」と尋ねたところ、

彼の名前を出して、「いつもしんせつ。やさしい」　と教えてくれました。

「あなたたちも、新しい実習生のお友達がきたら、彼と同じようにしてあげてください」

と伝えました。

本当に小さなことですが、こういう思いやり、親切にすることが当たり前にできる実習生が増え、

こういういい連動　

他の人への思いやり、やさしさが溢れる実習生がたくさん集まることを願っています。